西国薬師霊場第31番札所

びわ湖108霊場第46番札所


 

沿革

 

聖武天皇の勅令により行基菩薩が国分寺の試寺として開かれたのがはじまりです。室町時代に実済法印が後花園天皇の勅願と、足利義教公から600石の朱印を賜り諸堂宇を建立しました。姉川合戦のころ、信長の兵火にあい、七堂伽藍は焼失。豊臣秀吉の寺領寄進で復興し、徳川綱吉公も帰依しました。

真言宗豊山派の地方本山であり、江戸時代は学問所として栄えました。

 

本尊薬師如来:頭の薬師

頭は平安、体は江戸時代と大きな手術を受けているので、手術の薬師、頭の薬師と言われています

身体の癒しだけでなく、精神的な癒しを授けてくださる。

病気平癒・学問成就

牡丹

境内一面に広がる牡丹は50種500株。

4月下旬から5月初旬が見頃。

客殿

元和5年(1619)上棟の棟札。欄間、天井、敷居などに当初の原型を残す。

障壁画は、江戸狩野派蘭林斉常政筆の牡丹唐獅子の絵。



仁王門

桃山時代の様子を残す寛永12年(1635)建立

県指定文化財

松梅木        (しょうばいぎ)

梅を宿として、松が生えている。商売気に通じ、商売繁盛、男女御縁(五円)結びの珍しい木

聖観音

平安後期寄木造り。

重要文化財

小堀遠州庭園

江戸初期、

池泉回遊式庭園。

小堀遠州は寺の西隣りで生まれ、寺との縁は深い。

県名勝指定


境内の様子


客殿


重要文化財

  ・木造聖観音立像

  ・絹本着色愛染明王像

 

県指定文化財

  ・総持寺大門(仁王門)

  ・総持寺庭園